探偵はバーにいる、を読んで


おっす!おら札幌すきっ子。

そんなおらが、札幌・すすきの(ススキノ)を舞台にした小説『探偵はバーにいる』を読んでみた。

その感想を書いてみるよ。

2018-02-25 07.54.01

東直己(著)『探偵はバーにいる』は、北海道の札幌・すすきの(ススキノ)を舞台にした、探偵小説だ。

ススキノ探偵シリーズは、その後、映画化され『探偵はBARにいる』となる(原作は『バーにかかってきた電話』)。

というのがまあ、この小説の紹介なのだけども。

感想を書く前に、まず、この小説をナゼ読もうとしたのか、から述べておくと。

今年のはじめ、札幌・すすきの(ススキノ)あたりを旅する計画を立てていた。

久しぶりの札幌なので、とても楽しみにしてたのだけども、あいにくと風邪を引いてしまった。

1月は、ほぼまるまる風邪が治らず、札幌を旅する頃にはすこしよくなっていたけど、声をだすと咳き込むし、身体はだるいという状況だった。

だから、札幌では、ホテルに宿泊→寝る。起きたら→ご飯→ホテルに戻る→寝る。

を繰り返した二泊三日だった(3キロ太った)。

楽しもうと思っていた、札幌・すすきの(ススキノ)を、見て回る、ということがあまりできなかった。

そういう心残りの思い出もあって、このススキノ探偵シリーズの『探偵はバーにいる』を読んでみたくなったのだ。

で、読んだ感想を結論としていうと、とても楽しかった。

★自分が行ったことのある旅行先を舞台にした小説というのは、その場所の空気感や、町の雰囲気を思い出すので、より小説の舞台にのめり込めるよ【オススメ!】

この小説にかぎらず、そうした小説の読み方・楽しみ方がある、と知った。

逆に、自分がこれから行ってみたいと思っている場所を舞台にした小説を、あらかじめ読んでおくと、旅に行った時「ここが小説の舞台のあの場所かぁ」というのを楽しめるかもしれないな。

今回の『探偵はバーにいる』では、冬にさしかかった札幌・すすきの(ススキノ)を舞台にしているので、おらが旅行をした時期とも近いものがあった。

また、小説にはとにかくたくさんのウィスキーが出るのだけど、主人公「俺」は、昼も夜もずっと飲んでいるようなキャラなのだ。

そして、そんな「俺」に、おらも影響を受けてしまった。

2018-02-24 13.09.15

実際の、札幌・すすきの(ススキノ)のバーに行ってみたくなったが、おらにとってはすぐに行ける距離ではないので…駅の近くの居酒屋さんに行って、ウィスキー・ハイボールを飲んでみた。

おらが、一人で居酒屋さんに行くのは、ものすごーい久しぶりのことだった。

まして、土曜の昼から、一人居酒屋というのは、これが人生初の体験だった。

(大げさに言うと)『探偵はバーにいる』を読むことで、おらの人生が変わった瞬間でもある。

また、この小説は、いつもと違う読み方をしてみた。

本の中にボールペンで書き込みをしながら読んだのだ。

小説を読んでいて「?」と思ったら、それをそのまま文の横に「?」と書く。

引っかかるポイントだったり、自分が感じたことも書く。

それと、小説を読んでいた時間や場所も、本の中に書いてみたりした。

本の内容をわかりやすくするために、登場人物のセリフの掛け合いが続くところでは「」の前に、人物のカナやアルファベットを一文字書いた。

どっちがどのセリフを言っているのが、ごっちゃになったら、話の解釈がぜんぜん別になってしまうからね。

この小説の登場人物の面白さは、そのキャラが、いろんな場面でキャラを演じ分ける、ところにある。

たとえば、成人の男性は、家庭では「お父さん」であったり、「夫」であったりするが、会社では「係長」だったり、もしくは「裏の顔」を持っていたり、とかなんとか。

そういうように、そのキャラが、場面場面でいろいろな「顔」をのぞかせる。

それが、この小説で言いたかったこと「人は・役割を演じる時には、別の顔を持っている」ということだったのかな、と感じた。

まあ、おらもそうで、接する人や、公私によって、顔を使い分けている、と思う。

ネットと、実生活の違いに限らずね。

小説の主人公に決まった氏名がなく、ただ「俺」と表記されているのも、ちょっと面白い。

また、登場人物の「色んな顔」が見えてくることで、その人物をだんだん好きになったり、だんだん嫌いになったり、ある面は共感できるが、その逆もあったりする。

そのあたりを感じながら読むのも楽しいね。

おらは小説『探偵はバーにいる』≒映画『探偵はBARにいる』、なのかと思っていたので、この小説を読み終えたら、映画を見ようとしていた。

そしたら、小説の2作目『バーにかかってきた電話』が、映画の原作だというのを、読み終えてから知った。

いや、正確には、このブログを書くときに初めて知った。

だから、映画『探偵はBAR』を見るのは一旦保留しておいて、小説『バーにかかってきた電話』を読むのが先になる、のだろうな。

そしてまた、ウィスキーが飲みたくなる、のだろうな。

広告