艦これアニメをみると不安になるという感想


おっす!おら提督!

提督というのは、艦隊これくしょんという、DMMの18禁ゲームをプレイしている人という意味だよ。(※おっぱいポロリはないけど、規約的には艦これは18禁)。

そんな艦これが、『艦隊これくしょん -艦これ-』として、アニメ化されている。

こちらは、18禁ではなく、地上波で放送されているので、小学生のショタやロリが見ても、なんら問題ない(はず)。

しかし、このアニメをみると、不安になるんだよね。

そのあたりの、個人的な感想をメモしておきたい。

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◆艦これというゲーム

艦これというゲームは、艦娘たちを育成して、戦わせる、ブラウザゲームだ。

たくさんの艦娘たちがいて、戦っている最中にダメージを受けると、服が破けて、ポロリもあるよ!というゲームだ。

艦娘たちは、日本の軍隊の戦艦たちの「魂」が宿っていて、なぜかその時の記憶もあるとかなんとか。

まあ、ブラウザゲームでは、ストーリー的なものはなく、とにかくたくさんの艦娘たちを育てて、強くしていくのが目的のゲームだ。

最終目標や、ゲームの最終的なクリア条件や、ゲームのエンディングは、「用意されていない」。

ずっと新しい艦娘たちが増えていって、そのたびに、提督たちは「課金」することで、自分の艦隊を増やしていく、というゲームだ。

課金ゲームだから、それでもいい。

ストーリーなんてなくて、ただ、提督たちに飽きられないように、新しい要素を増やし続けて、課金させつづければイイ。

◆アニメ艦これの不安感

このゲームをアニメ化したのが、「アニメの艦これ」であるが、このアニメを見ていると、不安になってくるのだ。

上にあげたキャプチャ画面では、あかるい艦娘たちの姿が描かれているが、そんなアニメでは無いと感じる。

不安になる材料はいくつもあるが、3つだけに絞ってみよう。

  1. 提督の姿が見えない
  2. 艦娘たちの過去・現在・未来が見えない
  3. 戦う理由とハッピーエンドが見えない

これらの「不透明感」が、視聴者を不安にさせている気がしてならない。

★1: 提督の姿が見えない

提督は、艦娘たちをとりまとめて、「戦争」を指揮している。

しかし、いっこうに、姿をみせる気配がなく、艦娘の一人が轟沈(死ぬ)ことになった時でも、なんの感情もあらわにしなかった。

艦これをしているプレイヤー目線からすると、このアニメの提督のおこなっている艦隊運営は、「無能」でしかない。

そんな無能な提督の姿は、視聴者の気持ちを不安なものにさせる。

★2:艦娘たちの過去・現在・未来が見えない

ゲームでは、そのストーリーが皆無なため、艦娘たちの日常などは、キャラクターボイスを頼りにした「妄想」でしかない。

しかし、アニメについては、あらたに艦娘たちの姿を提示してみせる必要がある。

艦娘たちの過去・現在・未来とは?

@過去:

  • 艦娘たちの過去は、まったく明らかにされていない。
  • 艦娘たちの、個人の記憶というのは、どこまであるのか。
  • 幼少時代はどうか。
  • お父さん、お母さんなどの記憶はあるのか。
  • 人間ではないから、お父さん、お母さんはいないのか。
  • いないとすれば、最初の記憶は、なんなのか。

全くもって分からない。

艦娘たちの過去は、真っ暗な深海よりもさらに真っ暗だ。

そもそも、艦娘たちと深海棲艦との関係性からして、何も明らかにされない。

@現在:

  • 提督は、何を考えているのか、わからない(説明しない)
  • 艦娘たちは提督の気持ちを想像するしか無いが、わからない
  • 轟沈(死ぬ)まで働いて、それが何になるのか、わからない
  • 死んだときの葬儀についても、なぞのまま

戦争アニメでは、人が死んだ時の葬儀が、大事な場面だったりする(ガンダムしかり、宇宙戦艦ヤマトしかり)。

しかし、艦これでは、そもそも葬儀をしたのかどうかさえ、分からない。

相手を殺し、相手に殺されるような、死と隣り合う生活というのをまじめに考えたら、地獄のような現在だ。

現在もまた、真っ暗闇だ。

 @未来

  • 艦娘たちの未来とは、これは過去の戦争とリンクした未来しか無いのか
  • 如月という艦娘が轟沈した(=死んだ)のは、過去の戦争とリンクしているのか
  • だとすれば、艦娘たちのほぼすべてが轟沈する未来しか見えない
  • 艦娘たちが、「敵」と呼ぶものを、全滅させることができたとして、その先の未来は?

これまた、真っ暗闇だ。

そもそも、平和な世界を目指しているのだとすれば、艦娘たちの未来は、戦争の無くなった未来では、「不要な存在」になってしまうのではないか。

★3:戦う理由とハッピーエンドが見えない

艦これは、何を目的として戦争をしているのか、分からない。

そもそもの話、世界の警察(笑)である米国が、日本の海上のドンパチに参戦してこないのが分からないし。

世界を無にしてあまりあるほどの核爆弾を持った米国が勝てない相手が「深海棲艦」という敵だとすると、それって、いったい地上はどうなっているんですかね。

そして、そうした核爆弾をも超える存在として、艦娘たちがいるのだとすると、もうそれ、地球上で艦娘たち以外の人間が生きているとは思えない。

また、仮に「深海棲艦」たちを、全滅させて、殺し尽くして、艦娘たちが完全勝利したとして、それがハッピーエンドなんですかね。

★結論:アニメの艦これをみると不安になるが

艦これアニメをみると不安になるのがよくわかった。

そもそも、艦これというアニメを放映している時点で、なんだか、ちょっと変なんだ。

戦争を扱うアニメが増えるという状況は、現実世界の日本が「あまりよくない状況」にあるのと、リンクしている。

二次元の世界と、三次元の世界は、全くの別物ではなく、社会情勢を色濃く反映しているからだ。

とすれば、艦これアニメの不安感は、ひるがえって、現実世界の不安感とも、リンクしている。

アニメの感想を書いているようでいて、本当は、いまの日本の不安を述べているのかもしれない。

そして、お先の真っ暗がモノを否定することで、「お先が見通せるようなモノ」を目指していきたいとも思う。

「艦これのような世界にはしたくない」という、反面教師としてみるのならば、これもまたアリなのかもしれない。

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