先日、「座右の銘を考えたい」というエントリーを書いたけど、ようやく、座右の銘が決定した。
座右の銘:色即是空空即是色
意味:…はヒトコトでは言い表わせないなぁw
話は突然かわるが、おらは、西遊記が好きだ。
西遊記には、孫悟空という猿の妖怪、豚の猪八戒、河童(ではないのだけど)沙悟浄、そして三蔵法師というキャラが出てくる。
彼らが、お経を天竺までもらいに行く旅が、西遊記のメインストーリーだ。
そして、このおらの「色即是空空即是色」という言葉は、三蔵法師こと玄奘三蔵が、実際にインドから持ち帰ったお経である『般若心経』の一節だ。
般若心経との出会いは、柳澤桂子『生きて死ぬ智慧』が、がっつりハマったきっかけだった。
以前に、般若心経のことをエントリーで書いたこともあったね。
般若心経は、明快な仏教の根本的な教えである。
いまは、おらの心の支えになっている。
そう考えたら、座右の銘を悩む必要なんて、はなから無かったのかもしれない。
ニーチェの言葉も、おもしろいものが多いけど、それすら般若心経には含まれているような気がするのよね。
というわけで、「色即是空空即是色(本当は般若心経まるごと)」を、座右の銘と決定したのだった。
写真素材:足成