記憶があやしくなるまでお酒を呑まない


タイトルからして、反省点なのだけど、昨日は呑み過ぎた。

金曜の夜に、一人で三次会まで行った記憶はある。

その時に撮影したのが、この一枚。

2013-05-31 22.30.09

この時の時間が、22:30ごろ。

そして、このあとの記憶がなくなる…。

気づくと、おらは終電車で、終点の駅にいた。

やっちまった!

いつ電車に乗ったのかもよくわからないが、終点の駅では24時を過ぎていたようだ。

頭がぐるぐる回るなか、iPhoneからまずは乗り換え案内のアプリを呼び出す。

うむ、家までは電車では帰れないっぽい。

ちなみに、電車を乗り過ごして、自宅まで帰れないという経験は、今回が初めて。

イヤな初体験だ。

次に、Googleマップのアプリで調べてみると、タクシーを使った場合は、自宅まで42分くらいかかるようだった。

歩いたら…となると、3時間をゆうにこえる。

ぜんぜん頭がまわらないなか、とりあえず歩いてみることにした。

おもいっきり千鳥足。

iPhoneのバッテリーをみると、すでに残量があやしくなってきている。

バッテリーを少しでも持たせるために、液晶の明るさをさげる。

いまのおらにはiPhoneだけが頼りだが、予備のバッテリーはない。

iPhoneで無駄な消費はさけたいのだが、なぜか酔っ払っているときって、人に話したりしたくなる。

が、急に電話できる相手もいないので、スカイプをたちあげてみて、ログイン状態の人に話しかけたりする。

一方的な「話したい欲求」は、相手にとって迷惑電話とかわらないアレで、いま思い返すとほんとうに申し訳ない。

でも、返信してくれたのは、とてもありがたかった。

でろでろとした足取りで歩きながら、ツイートしたり。

でも、歩いて帰るのは、そうそうに断念した。

酔っ払っている状態で、3時間以上は歩けないわ。

タクシーはいくらかかるのか想像できないので、ホテルに泊まることを考える。

歩いていたら、仕事で何度か来たことがある、見覚えのある駅まできていた。

その仕事とは、ホテルのなかの設備を作ることだったのだけど、なんとなくそのホテルに泊まることはイヤだったので、華麗にスルーした。

そして、路頭に迷う。

Googleマップで「ホテル」で検索して、歩ける範囲で調べてみる。

記憶が曖昧なのだけど、ビジネスホテルとラブホテルのどっちが安いか?みたいなことは考えたような気がする。

それで、なんとなく、ラブホテルの方が安かろうと思い、ラブホテルを探す。

しかし、場所が東京のだいぶ西の方(終点の駅)なので、あんまりそういうホテルも見つからない。

そうこうしているうちに尿意。

やっぱりタクシーじゃなくてよかったなとか思いつつ、尿意との戦いは、いきなりクライマックスだぜ。

Googleマップではラブホテルへの道がてらされているが、近くにトイレがあるかどうかまでは検索していない。

そして、余裕が無い。

いっそ、道路に立ちションしちゃおうかと思ったりしたが、もじもじしているおらの目の前には、コンビニの明かりが見えてきた。

やった!

あなたと、コンビニ、FamilyMart。さまさまである。

「トイレ貸してくーださい」と酔っ払いながらも店員さんに言った記憶はある。

なんとかおもらしプレイから免れたことにより、そこでお水を買う。

そこをあとにして、ふたたびラブホテルをめざす。

目的地の周辺にきたが、おらが想像していたきらびやかなネオンや、すげーやらしい感じのホテル外観ではなかった。

どちらかと言うと、廃墟というか、潰れかけた感じすらただよう…。

でも、その時のおらには、ここしかなかった。

正面玄関は、ずっとまえから使ってなさそうでボロボロなので、裏口というか駐車場の方からまわりこむ。

そこをあけると、いま、まさにチェックインしようとしているカップルとはち合わせるというね。

まあ、でもこれで、このホテルは利用できそうなのは分かった。

入り口の突き当たりにある窓口は、ホテルの従業員さんの手しかみえないような作りになっていた。

「泊まれますかぁ?」というおらの問に、「一律5,000円ですがよいですか?」という店員さん。

5,000円を払い、307号室の鍵をもって、エレベータに乗る。

エレベータを降りてすぐの部屋の上部が、なにやら赤いランプが点灯していて、そこに「307」と書かれていた。

2013-06-01 07.10.39

突然だけど、ラブホテルの部屋の入口は、靴を脱ぐスペースがちゃんとあって、わかりやすい、と思う。

ビジネスホテルだと、どこまでが外の靴で、どこからが部屋のスリッパなのか、さっぱりわからなかったりするが、このような靴を脱ぐスペースがあると便利だとは思う。

なんとかラブホテルには着いたが、ラブの要素はおらにはゼロで、ただもう、眠りたかった。

ズボンをぬぎすて、広いベッドへダイブし、すぐにまた記憶を失う。

2013-06-01-07-21-44

目が覚めたのは、5時過ぎだったと思う。

すでに、iPhoneの充電は20%程度から、10%になろうとしていた。

起きてすぐにしたことは、水を飲むことだった。

カバンから水を取り出そうとして、驚いた。

パンを食べたあとの袋が、カバンから出てきたのだ。

2枚の袋がでてきて、もう1袋は、まだ開けていない、チーズ蒸しパンだった。

すでに記憶の彼方なのだが、どうも電車にのる前にコンビニによって、パンを買ったようで、その場で2つは食べたようだ。

パンをベッドの上でもぐもぐしながら、昨夜から今朝にかけてのことを、ノートにメモする。

そして、テレビをつける。

NHKでは、老犬ホームのニュースなどがやっていて、ブルーになる。

朝からブルーになるのもアレなので、アダルトチャンネルをさがすことにした。

テレビのリモコンの取説と一緒に、アダルトチャンネルの見る方法が書かれている。

そのとおりにしてみるも、砂嵐。

オー、神様。

2013-06-01-07-16-00

歯を磨くも、シャワーやお風呂に入る気持ちには、なんとなくなれない。

部屋で数枚、写真をとったが、トイレや室内の壁に一部穴が開いていたり、電球が切れてランプが点かなかったりして、だいぶアレなお部屋だった。

本日はホントに助かったのだが、二度とこのホテルへ来ることはないかなと思うと、ちょっと奇妙な感じがした。

おらの知らないこのホテルも、ずっとまえからあるんだろうし、ずっと営業していて、利用する人も、またそこで働く人もいて、それが当たり前なんだけど、自分とは違った場所にある当たり前。

当たり前って、なんじゃろな?とか思った朝だった。

2013-06-01-07-21-55

フロントに電話して、チェックアウトを伝えたのが、7時20分ごろだった。

エレベータにのると、「、、88」と書かれている。

うむ。この当たり前も、おらにはわからない当たり前、だな。

2013-06-01-07-22-45

ホテルを出ると、梅雨入りしたというのに、晴れていて、とても清々しい朝だった。

犬の散歩途中のおばさまが、道の雑草をせっせと抜いたりしていて、「ごくろうさまです」と声を掛けたくなった。

帰りの電車にのると、電車の扉はボタンを押して開け閉めするタイプで、東京にもこういう電車が普通に走っているのを、おらは知らなかった。

ここにも、おらの知らない「当たり前の光景」があって、ふたたび当たり前ってなんじゃろな?とか思った。

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